検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 1 件中 1件目~1件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

報告書

AISI316およびAISI304ステンレス鋼のヨウ素蒸気による腐食

福田 健; 大森 俊造

JAERI-M 5946, 24 Pages, 1975/01

JAERI-M-5946.pdf:1.07MB

ヨウ素蒸気による腐食に伴うステンレス鋼試料の重量減少を温度500$$^{circ}$$C~1000$$^{circ}$$C、ヨウ素蒸気圧0.05~0.5mmHgの範囲で熱天秤を用いて測定した。腐食初期の重量減少速度は、700$$^{circ}$$C以下の温度で試料の溶体化処理や表面処理に大きく影響される。溶体化処理した試料の場合には誘導期間があるが、これは核分裂片照射、重イオン照射あるいは機械研磨により短縮または消失し、ある場合には腐食が加速された。腐食初期に続いて定常的重量減少領域が表われる。この領域の重量減少速度は、試料の諸処理にあまり依存しないこと、700$$^{circ}$$C以上ではほぼヨウ素蒸気圧に比例すること、AISI316鋼では約800$$^{circ}$$Cで、AISI304鋼では約750$$^{circ}$$Cで最大となること、また700$$^{circ}$$C以下ではAISI304鋼の場合の方がAISI316鋼の場合より大きいが、800$$^{circ}$$C以上では差がほとんどないことなどを見出した。700$$^{circ}$$C以下では試料表面に腐食生成物層が存在することを観察した。以上の結果に基づき、腐食過程について考察した。また、揮発した腐食生成物の、温度こう配管における析出挙動についても調べた。

1 件中 1件目~1件目を表示
  • 1